今週、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ最終節のために遠く南半球のオーストラリアへ渡航したサンフレッチェ広島。
すでにグループ突破を決めている広島は、負傷で戦線を離脱していたGK林卓人を先発起用するなど主に控え組でこの一戦に臨んだが、敗退が決まっているメルボルン・ヴィクトリーに3-1で快勝を収めた。
その試合後、彼らはこんなメッセージを残してオーストラリアの地を去っていたぞ。
ありがとう @sanfrecce_SFC 💙💜 #MVFC #OurVictory pic.twitter.com/Fh2EbGw68r
— Melbourne Victory (@gomvfc) 2019年5月22日
「本当にありがとうございます。ここであった全てのこと、全ての人は素敵で輝かしく、その経験は忘れられないものです。あなたがたをリスペクトしています。
申し訳ありませんが、私たちは国に帰らなければならないので十分に清掃することができませんでした…。」
昨年のロシアワールドカップで日本代表が話題となって以来、試合後にドレッシングルームを清掃しお別れの言葉を残す行為が各地で行われるようになった。
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今回、広島はもちろん綺麗にしたうえでの冗談であろうが「帰らないといけないからあまり綺麗にできなかったよ」との言葉を残し、飾られたユニフォームにありがとうと感謝の言葉を綴った。
しかも…、
文章の頭文字を縦読みすると、「MELBOURNE」(メルボルン)になる凝りよう!
これが伝わったのかどうかは定かではないが、メルボルン・ヴィクトリーも公式SNSにこの写真を掲載し、「ありがとう」とハートの絵文字まで付けて応答していた。
ちなみに3月に広島で試合が行われた際には、メルボルン・ヴィクトリーが感謝の言葉を残している。
メルボルンビクトリーは素晴らしいチームです😊⚽️👍また会いましょう⚽️🙋♂️😃#メルボルンビクトリー#本田圭佑 pic.twitter.com/YShelYjbZk
— 森﨑浩司【サンフレッチェ広島】 (@KojiMorisaki77) 2019年3月12日
大会では明暗が分かれる結果となってしまったが、なんとも微笑ましいやり取りであった。