ゴールと同じくらい、サッカーの醍醐味となっているのがドリブルだ。
日本のJリーグでは、ディフェンスが安易に飛び込まない“ディレイ”と呼ばれる守備が主流のため、パサーとは対照的にドリブラーが育ち難い土壌であるとも言われる。
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しかしそんな厳しい環境のなかでも躍動している選手たちは確かにいる。ここでは、映像を用いながら“Jリーグ最強”のドリブラーを探していこう。
仲川 輝人(横浜F・マリノス)
昨年のブレイク以来、日本代表への初選出も期待されている仲川。
彼は身長161cmとかなり小柄であるが、それを存分に生かした敏捷性と加速度の高いドリブルでポステコグルー体制の戦術的なキーパーソンともなっている。
先週末のヴィッセル神戸戦で披露したこのドリブルもすごかった!
自陣センターサークル付近でボールを受け、ドリブルを開始。爆発的なスピードで3人を振り切ると、一瞬にしてゴール前へ迫った。
最後はわずかにコントロールが乱れボールを失ってしまったが(ダンクレイの守備もお見事)、若い頃のメッシを彷彿とさせるようなキレっぷりであった。