『Sky』は28日、「ミランからの退任が決まったガットゥーゾ監督は、残りの給与をすべて放棄した」と報じた。

2021年までミランとの契約を残していたガットゥーゾ監督であるが、今季限りでの退任が決まった。実質はクラブ事情による解任であり、彼は残り2年分の給与を受け取る権利があった。

しかしガットゥーゾ監督はなんとそれを拒否し、2019-20シーズン分の250万ユーロ(およそ3.1億円)、2020-21シーズン分の300万ユーロ(およそ3.7億円)を完全に放棄したそうだ。

2017年11月にプリマヴェーラからトップチームに昇格され、それから18ヶ月間に渡ってミランの指揮を執ってきたガットゥーゾ氏。

今季もセリエA5位と苦戦はしたが、これは2012-13シーズン以来の好成績であり、混乱するチームをなんとか形にしてきたといえる。

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なお来季の監督については未定となっており、イワン・ガジディスCEOは「新指揮官の選出に向けたプロセスを開始する」とアナウンスしている。

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