各国のリーグ戦が終了し、サッカー界は夏の移籍マーケットがスタートした。
早々にヘーレンフェーンからの退団が決定した小林祐希には、同じオランダのフィテッセが関心を持っていると言われる。
フローニンゲンの堂安律にはロシア・プレミアリーグのスパルタク・モスクワが興味を示しているという報道があり、今夏の去就は注目されそうだ。
レアル・ベティスからアラベスに貸し出されていた乾貴士は、買い取りオプションが行使されない見込み。中国資本になったエスパニョールが獲得に動いているそう。
トルコのベシクタシュでプレーしていた香川真司は今夏保有元のボルシア・ドルトムントに戻ることになっている。フェネルバフチェらがチェックしているそうだが、香川自身がスペインを希望しているとか。
そのフェネルバフチェは、今季アイントラハト・フランクフルトからローンでシント=トロイデンに貸し出されていた鎌田大地に関心を持っているという報道がある。
そして、一方のベシクタシュは「もうひとりのシンジ」岡崎慎司の獲得を希望していると伝えられている。他にもイングランド2部のリーズが獲得に動いているという話も。
今季限りでレスター・シティとの契約が満了になった岡崎は、『FOX』のインタビューで以下のように話し、ヨーロッパでのキャリアを続けると宣言していた。
岡崎慎司
「新しいクラブを探している。タイ人のオーナーとはいい関係があるし、チャンスがあればいつかタイリーグでもプレーしたい。しかし現時点ではまだヨーロッパでサッカーがしたい。
レスターでの役割は間違いなくストライカーではなかった。ミッドフィルダーとして見られているように感じた。しかしプロの中盤の能力と彼らの技術レベルを見れば、僕はそうなれないと感じている。だからレスターを去ることにした」
【関連記事】2019年に海外挑戦してほしい日本人選手を選んでみた
メルボルン・ヴィクトリーを退団することが決まった本田圭佑には、イタリア・セリエAに昇格したブレシアが関心を抱いていると言われており、欧州に戻ることも示唆されている。
来季も多くの日本人選手がヨーロッパでプレーすることになるだろうが、それぞれの活躍の場はどこに…。