チェルシーにUEFAチャンピオンズリーグ出場権とUEFAヨーロッパリーグ優勝をもたらしたマウリツィオ・サッリ監督。
だが、ユヴェントス行きが噂されており、そうなった場合に愛弟子であるMFジョルジーニョはどうなるのか…。
そうした中、彼は若き日の苦労話を明かした。ブラジル生まれジョルジーニョは15歳でイタリアに移住。チェルシーの公式HPで当時について吐露している。
ジョルジーニョ(チェルシーMF)
「当時の(エラス・)ヴェローナはセリエAにいなかったのでユースチームがなかった。
だから、自分はベレッティという地元のユースチームでプレーしていた。
彼らはセリエC1/C2にいて、僕はそこに2年いた。
その時、GKだったラファエルというブラジルの同胞に出会ったんだ。
彼と仲良くなってね。何をやっているのかや、どれくらいそこにいるのかを聞かれた。
僕は1週間の生活費は20ユーロ(2439円)だと伝えた。
彼は『ちょっと待って、それは明らかにおかしいな』と言ったんだ。
彼はいくつかの問い合わせをして、僕の代理人が金を搾取していることが判明した。
自分はそういったことは全く知らなかった」
「その時点でもう(サッカーを)止めたかった。完全に打ちのめされたし、嫌になった。
母に泣きながら電話して、家に帰りたい、もうサッカーはやりたくないと伝えたよ。
そうしたら、『そんなことは考えないで!あなたはもうちょっとだし、数年間もそこにいた。家には戻らせない!そこにいて頑張らなきゃいけない』と言われてね。
だから、自分は残った。トップチームと練習を続けたんだ」
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10代の頃にエージェントに搾取され、サッカーを止めるところだったそうだ。