8月10日に開幕を迎える2019-2020シーズンのプレミアリーグ。ただ、この夏はコパ・アメリカやアフリカ・ネーションズカップが行われたこともあり、開幕時に主力選手を欠く可能性があるチームもある。

リヴァプールでは、アリソン、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、ムハンマド・サラーらが該当しうる選手だ。

『Liverpool Echo』によれば、ユルゲン・クロップ監督は、「クレイジーなスケジュールが選手たちを殺す」として、代表選手がバーンアウトする危険性を危惧したという。

また、この意見にマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も同調したとのこと。

ジョゼップ・グアルディオラ

「(国際大会を戦った)数人の選手は7月29、30日に合流するだろう。他の選手は3~4週間のうちに来るだろう。

彼らは3~4週間で戻ってくることを決めた。

とてつもなくタフだったシーズンを戦った彼らがメンタル面も含めて回復せず、フィットしていない時に戻ってきてほしくない。

リヤド・マフレズが今季最終戦(アフリカ杯決勝)をまだ終えていない時に、我々の新シーズンがスタートしたことを忘れることはできない。

クレイジーなスケジュールだ。我が選手たちを殺すつもりだ!長期間も維持することはできない。

彼らは休みをとって、トーナメントでのクオリティをより高めなければいけない。

選手たちは休まなければいけない」

クロップ監督は「1年のうちでサッカーがない1週間を誰も想像できないようだ(常に試合がある)」と苦言を呈してもいた。

昨今のオフシーズンがあまりにも短いのは周知の事実。トップクラブの監督たちの強い危機感を感じているようだ。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名