今夏のマーケットでレアル・マドリーから中国に移籍する可能性が高いと伝えられたギャレス・ベイル。
すでにジネディーヌ・ジダン監督から戦力として計算されていないと考えられており、「退団が近い」と公言されていた。
アプローチしていたのは江蘇蘇寧で、給与は年俸1億ユーロ(およそ120.8億円)になるという驚愕の条件。ベイルも個人合意をし、中国に向かったと報じられていた。
ところが、『BBC』などによればなんとベイルが中国に飛んだ後にレアル・マドリーが取引を行わないことを決めたようなのだ。
トッテナムから購入した際に支払った8600万ポンド(およそ125.2億円)を取り返す取引でない限り、ベイルを売却することはしないと判断したとか。
中国の移籍マーケットは7月末に閉まってしまうことから、このままチームに残る可能性が高いと考えられている。ただ、クラブ側の決断であることもあり、ジネディーヌ・ジダン監督が彼を使うのかどうかはわからないようだが…。
その理由は、マルコ・アセンシオの怪我。彼は先日のアーセナル戦で前十字靭帯を断裂し、最低9ヶ月の離脱となっている。
また、ベイルに加えてハメス・ロドリゲスもナポリ移籍がストップされているとも伝えられており、アセンシオの長期離脱はクラブに大きな影響を与えているようだ。