今夏のマーケットでマンチェスター・ユナイテッドからフランス代表MFポール・ポグバを獲得しようとしているレアル・マドリー。これはジネディーヌ・ジダン監督の強い要望によるものだと言われる。
しかしプレミアリーグの移籍マーケットはすでに終了しており、獲得が可能な状況ではなくなったと考えられている。
また、ギャレス・ベイルの処遇を巡ってフロレンティーノ・ペレス会長とジダン監督は対立したとも。今月始めにはアウディ・カップを怪我で欠場時にゴルフをしていたという疑惑に言及もしていた。
『El Pais』のディエゴ・トーレス記者は、『Independent』の取材に対して以下のように話し、ポグバが取れなければ辞任の可能性もあると明かしたという。
ディエゴ・トーレス
「ポグバと契約できなければ、ジダン監督は辞任の可能性に直面する。
ジダンは個人的にポグバと約束した。彼をレアル・マドリーにつれていくと。そして今、彼は状況が悪くなっている。
それはジダン監督とフロレンティーノ・ペレス会長の間の信頼を失わせるだけのものになった。
ジダンにとって、彼のプロジェクトはポグバの加入そのものなのだ。そして、約束は何も守られていない。
フロレンティーノ・ペレスの盾になるためにジダンは戻ってきた。彼はすでにその政治的、社会的使命を果たしている」
エデン・アザールやエデル・ミリタォン、フェルラン・メンディら大型補強を行ったものの、プレシーズンではほとんど結果を残せなかったレアル・マドリー。開幕後も混乱は続いてしまうのか…。