2019-20シーズンのUEFAヨーロッパリーグの組み合わせ抽選が行われた。
長谷部誠と鎌田大地を擁するフランクフルトはグループFに入り、アーセナル、スタンダール、ヴィトーリア・ギマランエスと戦う。
そうした中、このグループのキックオフ時間が話題になっている。
UEFAは、ヴィトーリア・ギマランエスのホーム3試合は現地15時50分にキックオフすると発表したのだ。
試合が行われる10月2日、11月6日、11月27日はいずれも平日。他の試合は17時55分か20時キックオフなのに、なぜ…。
『Record』などがその理由を伝えている。
今季のELには、中島翔哉のポルトやスポルティング・リスボン、ブラガ、そして、ヴィトーリア・ギマランエスの4チームが参戦。
ギマランエスからブラガは25km、ポルトへは50kmほどしか離れていない(リスボンとは350km以上)。
50km圏内に3つのチームがあるため、UEFAは試合の安全面について地元警察に意見を求めたという。当局からの回答は、同じ日に行われる2つのリスキーな試合の安全は保障できないというものだったそう。
そのため、昨季のリーグ順位が最も低かったヴィトーリア・ギマランエスの試合時間を繰り上げることになったようだ(ELをCLと同じ開催日に移動させることは不可)。
ただ、ヴィトーリア・ギマランエス側は試合時間の再変更を求めている模様。木曜午後8時のキックオフに戻すべく、解決策を地元警察ともに探っているという。