マンチェスター・シティの主力MFベルナルド・シウヴァに起きた人種差別騒動。
モナコ時代からの同僚であるバンジャマン・メンディとチョコレートのキャラクターとの比較画像が人種差別だと一部から非難された。
シウヴァは画像を削除したうえで、友人とのジョークすら許されないとコメント。彼らは親友であり、メンディ本人は気にしていなかったのだが、FAが調査に乗り出すとされており、最悪の場合は6試合の出場停止になるとも。
そうした中、シティのグアルディオラ監督がこの件に言及した。プレストンとのリーグカップに0-3で勝利した後にこう述べた。
Pep Guardiola has launched a staunch defence of Bernardo Silva over his alleged racist tweet last weekend, saying the player is highly culturally aware and that he and Benjamin Mendy are as close as brothers @PAdugout @ManCity #MCFC pic.twitter.com/KmoB4DkFI9
— Rich McCarthy (@VJRichMcCarthy) 2019年9月24日
ジョゼップ・グアルディオラ
「正直、何が起きるのかは考えていない。
もし(調査のために)ベルナルドに聞きたいなら、彼は話すと思う。
だが、まずは自分たちが話題にしている人間について、きちんと知らなければいけない。
ベルナルドは私の人生で出会ったなかで最もラブリーな人間のひとりだ。
並外れた人間だよ。彼は4,5カ国語を話すことができる。その理由は彼がオープンマインドだからだ。肌の色や国籍などは全く関係ない。
メンディは彼の親友のひとりだ。まるで兄弟さ。
あの画像は肌の色についてではない。幼い頃のバンジャマンの写真と非常によく似たアニメを比べた。
その後のメンディの反応は明確なものだったと思う。彼らは常にジョークを言い合っている。
私からのアドバイスはSNSは(目につかないように)隠せというものかもしれない…何が起きればそれはミスになるからだ」
これまでもペップはシウヴァの人間性を高く評価してきた。
今回もラブリーかつ並外れた人間としつつ、4,5カ国語も話すことができるのは、それだけオープンマインドな性格だからと擁護していた。