今夏、PSGを退団してサンパウロへ移籍したブラジル代表ダニ・アウヴェス。
ブラジルでは背番号だけでなく、10番の位置で起用されたことも話題になった。
MFやアタッカーとしても順応できるサッカーIQはズバ抜けており、あのトーマス・トゥヘル監督も舌を巻くほど。
そのアウヴェスが『Guardian』のインタビューで様々な話題を語った。こんなサイドバック論も明かしていたぞ。
ダニ・アウヴェス
「監督は常に変わる。いつだって自分の監督に適応しようとするものさ。
中盤にいる時は、自分はチームメイトのためによくしている。
正直に言えば、自分はサイドバックとしての新しいプレー方法を作り出した。
偽りの謙虚さはない。俺は常にチームメイトに適応してきた。
彼らがワイドだったら、俺は中に行く。
彼らが攻撃しているなら、俺はコントロールの手助けをする。
ボールが逆サイドにあるなら、俺は引っ込む。
最終ラインのクリエイティブなMFとして俺はプレーしているのさ」
「バルセロナがこの知力を授けてくれた。
チャビやラキティッチとプレーしている時、常にゲームをコントロールする選手がいた。
俺がワイドにいる時、彼らは俺の後ろにいたよ。彼らのプレーを見て、こう思ったね。
『ワイドに留まるウィンガーがいる時にはコントロールエリアにいる必要がある』と。
サンパウロでの挑戦はチームメイトを理解し、出来る限り彼らと結合しようとすることさ」
バルサのMFたちのプレーを直に体感して、ピッチ上での立ち振る舞い方を会得していたそう。