欧州各地で行われているEURO2020予選。イタリア代表は地元ローマでギリシャを2-0で撃破した。

マンチーニ監督が率いるアズーリの面々は試合が行われる前にローマにある小児病院を慰問。闘病中の子供たちにサインを書いたり、一緒にサッカーをしたりなどしたそう。

『corrieredellosport』によれば、ラツィオDFフランチェスコ・アチェルビが見せた振る舞いが話題になっているそう。

病の子供たちを励ましていたアチェルビは「もう行かなきゃいけない。遅れている、みんなチームバスに乗っているよ」と伝えられたとか。

すると、彼は「別に構わない、彼らは行っていい。自分はタクシーを捕まえるよ。でも、終えるまで自分は行かない」と告げたんだそう。

チームバスが出発する時間だと伝えられたものの、子供たち全員に対応するまでは自分は行かないと告げていたようだ。

31歳のアチェルビは精巣ガンを克服してプレーに戻ってきた選手でもある。それだけに人一倍強い思い入れがあったのかもしれない。

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