今週月曜日、カタルーニャ分離独立派の指導者が投獄されたことを受けて、バルセロナでは大きな抗議活動が行なわれた。
それを受けてラ・リーガは26日にカンプ・ノウで行なわれるエル・クラシコの延期を要求し、スペインサッカー連盟に提案した。
そして『AS』によれば連盟の委員会はすでに延期に同意しており、新しいスケジュールは12月7日(リーガ側の希望)、12月18日(連盟側の希望)で考えられているという。
ただ、現在のところ両チームからは同意を得られてはおらず。日程が過密になってしまうこともあり、まだ正式決定に至っていない。
『BBC』によれば、バルセロナのバルベルデ監督はこの件について以下のように話したという。
エルネスト・バルベルデ
「通常の状況ならば、ホームでプレーするだろう。
彼らは違った状況を期待している。そして我々はこの週が普通の状況ではないことを知っている。
自分たちのグラウンドでプレーできることを願っている。それが我々の求めるものだ。
我々はサンティアゴ・ベルナベウでクラシコをプレーすることを想定していない。そして、スケジュールを尊重したい。あと9日間ある」
「社会の人々、そしてファン。彼らが多くのことを証明するチャンスだ。我々は相手をリスペクトする。
試合をまともに進められないだろうと言う人々に証明したい。試合は通常通りにプレーされ、そのような懸念を忘れることができる、そう見せつけたいのだ」
このような状況で無事に開催できれば、無駄な騒動を起こさないという証明ができる。そのためにスケジュール通りに試合が行なわれること期待したという。