プレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッド対リヴァプールの宿敵対決がオールド・トラッフォードで行われた。
『Sky Sports』の放送では、ジョゼ・モウリーニョらとともにロイ・キーンも解説者として登場。だが、闘将キーンは試合前のこんな光景にお怒りだった。
ピッチ上に出ていく直前のトンネル内で両チームの同胞選手たちはハグを交わしていたのだ。これを見たキーンはこう言い放っていた。
ロイ・キーン
「選手たちにはムカつくね。戦争しにいくのに、ハグやキスをしている。
相手のことを見ることさえするな。彼らと戦いに行くんだ」
ロイ・キーンといえば、パトリック・ヴィエラとのこの試合前バトルが有名。
Patrick Vieira being offered out by Roy Keane in the tunnel before the game remains a golden moment in Premier League folk law. We miss these two. pic.twitter.com/8HYjMVwvYO
— BSN (@BallStreet) 2019年9月16日
これでもかと敵意むき出し…。
さすがにこの時とは時代が変わったはずだが、「ゲームは変わったのでは?」と聞かれてもキーンは譲らなかった。
ロイ・キーン
「ゲームはそれほど変わっていない、選手が変わったのだ。
戦争をする相手とハグし合っている。喋るなら試合後か、それもしないかだ」
オールドスクールなキーンとしては、試合前の友好ムードは理解できないということだろうか。