今季セリエAに戻ってきたマリオ・バロテッリは、エラス・ヴェローナ戦で驚きの行動に起こした。
スタンドにシュートを打ち込むと、試合中にもかかわらずピッチから立ち去ろうとしたのだ。そのシーンがこれ。
Mario Balotelli responded to the racist chants by kicking the ball into the stands.
His teammates and match officials convinced the striker to remain on the pitch. pic.twitter.com/vvzuY7oBHZ
— ESPN FC (@ESPNFC) 2019年11月3日
激昂したバロテッリは必死の説得を受けてプレーを続行した。
ただ、ヴェローナとの対立は続いている。
ウルトラスグループのトップであるルカ・カステッリーニという人物が「バロテッリがイタリア人なのは市民権を持ってるから。だが、彼が本当のイタリア人になることは絶対不可能」などと言い放ったのだ。
この発言に対してバロテッリ本人が反論するなか、ヴェローナも処分を科すことを決めた。
『Guardian』などによれば、ヴェローナは声明を発表。カステッリーニに対し、2030年までの10年間はホームゲームの観戦を禁止すると通告したとのこと。