今季はかなり苦しい戦いを余儀なくされているナポリ。この数年セリエAの優勝争いに絡んできたチームだが、現在は5勝4分け3敗で7位に沈んでいる。
先日行われたホームでのジェノア戦でも0-0と引き分け、これで公式戦5試合勝利なしとなっている。
チーム内にもトラブルが相次いでおり、先日は調子が上がらない選手たちにデ・ラウレンティス会長が合宿を命じたものの、それがボイコットされるという対立が発生した。
デ・ラウレンティス会長はそれを受けて選手の給与を最大25%差し引くと示唆し、クラブ内には緊張感が高まっている。
またファンの不満も抗議活動として現れており、ピオトル・ジエリニスキの車が襲撃されるという事件も起こっている状況だ。
『Daily Mail』によれば、現在ナポリのデ・ラウレンティス会長はクラブを手放すことを考えており、そこにカタールの王族アル・ターニー氏の家族から5億6000万ユーロ(およそ672.3億円)のオファーが舞い込んでいるそう。
もしカタールの王族がナポリを買収すれば…ユヴェントスに対抗できるだけのクラブがまたイタリアに生まれるかもしれない。