チェルシーで長く活躍したことで知られる元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ。
自身がオーナーでもあるアメリカ独立リーグのフェニックス・ライジングで昨年夏に現役を引退したあと、古巣チェルシーから指導者としてのオファーを受けていた。
しかし彼はそれを拒否しており、どのような活動を行っていくのか注目されていた。
そして今回『L'Equipe』などの報道によれば、ドログバは水曜日にコートジボワールで行なわれたビジネスフォーラムにおいて「サッカー協会会長選挙に立候補する」と宣言したとのこと。
ディディエ・ドログバ
「チェルシーに残ることができるオファーはあった。すべてがパーフェクトな条件で満たされているものだった。
しかしコートジボワールが大好きなんだ。コートジボワールのサッカーを助けたいんだ。
私はリーダーであり、自分のビジョンは指導者という役割を超えたところにある。コーチが影響を与えるのは一つのクラブだけだが、私は全国に影響を与えたい。
全国的なビジョンでサッカーを再考し、開発していきたい。コートジボワールには素晴らしい歴史があるんだ。
ここにはタレントや可能性が眠っているが、お金は十分に活用されていない。コートジボワールには私とこのプロジェクトに取り組める有能な人々がいる」
ワールドカップ3大会連続出場を果たしたこともあるコートジボワールであるが、2018年大会では予選敗退。夏のアフリカネーションズカップでもベスト8でアルジェリアに敗れている。
国の絶対的な英雄的存在であるドログバが協会の会長になることで、コートジボワールの復活は訪れるだろうか?