4日、プレミアリーグ第15節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したトッテナム。
ジョゼ・モウリーニョ監督がかつての本拠地オールド・トラッフォードに戻ってくるということで注目を集めたこの試合は、トッテナムのイングランド代表MFデル・アリが歴史に残るような一撃を決めた。
それがこれ!
こりゃすげぇ!
ボックス内で高く上がったボールをちょこんと浮かして二人の間を上手くすり抜けると、最後は落ち際を右足で打ち抜いたのだ。
ボールが上空に浮いていたのはほんのわずかな時間。その間に体を入れてスペースを確保しつつ、次のプレーに向けたアイディアをしっかり整理できていたことは驚くほかないだろう。
23歳のアタッカーは、かのペレとファン・バステンを融合させたような卓越した技術でユナイテッドからゴールを奪ってみせた。
ただ、トッテナムはラッシュフォードに2ゴールを奪われ2-1で敗戦。モウリーニョ新体制4試合目にして初黒星を喫している。