アーセナルでプレーする元ドイツ代表MFメスト・エジル。レアル・マドリーでも10番を背負った天才レフティはこんなマジカルプレーを披露してきた。
Magical. Simply magical.
📅 #OnThisDay in 2016, @MesutOzil1088 scored this absolute classic. 🤩 pic.twitter.com/g1hOpPLdhF
— Arsenal (@Arsenal) 2019年11月1日
発想がすごい…。
そのエジルがSNS上にポストしたメッセージが話題になっている。
中国にある新疆ウイグル自治区で迫害されているムスリムへの支持を表明しつつ、イスラム国家たちが沈黙していることを批判したのだ。
メスト・エジル
「コーランは燃やされ、モスクは閉鎖され、ムスリムの学校は禁止され、宗教学者は一人ずつ殺され、兄弟たちは強制的にキャンプへ送還されている。
ムスリムたちは沈黙している。彼らの声は聞こえない。
数年後に記憶されるだろうことは、圧制者たちによる拷問ではなく、ムスリムの兄弟たちの沈黙だろう」
直接的に中国には触れていないが、間接的に非難した形だ。
『Guardian』によれば、アーセナルは商業的つながりがある中国でのダメージを食い止めるために、「エジルの個人的見解であり、アーセナルには政治に関わらないという原則がある」という声明を発表していたという。アーセナルはこの夏のプレシーズンで中国を訪れている。
だが、中国側は反発を見せているようだ。『新浪体育』によれば、国営放送である「中国中央電視台」はアーセナル対マンチェスター・シティ戦の放送を急遽取り止めにしたとのこと。