アーセナルに所属する元ドイツ代表MFメスト・エジル。
ホームでのマンチェスター・シティ戦では交代後に手袋を蹴りつけるシーンが物議を醸している。そのシーンがこれ。
ベンチの目の前でやってしまった…。
そのエジルと中国との関係がこじれている。イスラム教徒である彼は中国の新疆ウイグル自治区で迫害されているムスリムへの支持を表明しつつ、イスラム国家たちが沈黙していることを批判したのだ。
間接的に非難された中国は反発を見せており、国営放送はアーセナル戦の放送を急遽中止した。また、『The Athletic』によれば、中国はエジルに対するいくつもの措置を講じているという。
3万人の登録者がいたという中国のファンクラブ“M10”は閉鎖、WeiboなどのSNSアカウントはブロック、さらに、中国のインターネット検索エンジンからエジルの名前はほぼ削除されたそう。
ただ、エジル本人は発言のリスクと中国側がどう反応するかを分かっていたとも伝えられている。