東部・中部アフリカの代表チームが集まって行なわれる大会「CECAFAカップ」で大きな事件が起こった。
12月7日に開幕した大会は19日に決勝戦が行われ、ホスト国のウガンダがエリトリアを3-0で破って優勝を果たしている。
日本ではあまり知られていないが、動画を見ればその盛り上がりがよく分かる…。
『AP』によれば、この試合が終わった後にトラブルが発生したそうだ。
エリトリアの代表チームに入っていたメンバーのうち、7名が突然姿を消してしまったのだという。
世界でも有数の独裁国家として知られるエリトリア。政治的な弾圧や無期限の徴兵制などを理由に、他の国に脱出する亡命者が続出している。
10月に行なわれた「CECAFA U-20選手権」でも、エリトリアの20歳以下の代表選手5名が失踪するという騒ぎがあった。
2009年にケニアで行われた大会においては、エリトリア代表のメンバー全員が亡命し、帰国したのはコーチと役員2名のみだったという事件も発生している。