エリトリア、代表チームのほとんどが国外脱出を希望か

12月6日、アフラム紙は「ウガンダで開かれているCECAFAカップに出場しているエリトリア代表チームの17名が亡命を希望している」と報じた。

エリトリア代表チームはグループCを戦い4位で敗退が決定している。1日に行われた第3節のルワンダ戦に0-2で敗れた後、多くの選手がホテルから姿を消していた。

記事によれば、ウガンダで児童難民、災害対策担当大臣を務めているムサ・エクウェル氏がロイター通信の取材に対してこう明かしたという。

「エリトリア代表チームの選手17名、および医師1名がやってきているのは真実である。彼らは自宅が安全でないと訴えており、ウガンダへの亡命を希望している。

なので、私は警察に捜索をやめるように要求しており、彼らの亡命を認めるために動いている。彼らには委員会による聞き取り調査が行われる。自分たちの国を逃れる理由が本当かどうかを判断するために厳格な尋問を受けることになる」

独裁政権下にあるエリトリアは、世界で最も秘密主義の国として知られており、サッカー選手の亡命が相次いでいる。昨年にはタンザニアで戦ったクラブチームから12名が亡命し、2009年にはエリトリア代表チームの13名が姿を消し、ケニアに保護を求めている。

(筆:Qoly編集部 K)

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