昨年夏にアスレティック・ビルバオを退団し、数カ月後にガンバ大阪へ加入した元スペイン代表MFマルケル・スサエタ。
Jリーグではなかなか出番を得られずわずか半年で退団となったが、その後オーストラリア・Aリーグのメルボルン・シティと契約。アジアでのプレーを続けることを決めた。
シーズン途中の加入ということでまだ本領発揮には至っていないが、この2試合はスタメン出場。先日のアデレード戦ではこんな「ヒールパス失敗」も(動画50秒~)
チームもこの7試合で2勝と苦戦しており、2位とはいえ首位シドニーFCとはすでに13ポイントの差をつけられている状況にある。
救世主となることを期待されるスサエタ。なぜメルボルン・シティに来ることを選んだのか?『Sydney morning Herald』に対し、彼は以下のように話したそう。
マルケル・スサエタ
「Aリーグはあまり知らなかったが、ここで3試合プレーして、とてもいいリーグであるように見えたよ。そこにいられて幸せだ。
とてもフィジカル的で、技術的で、戦術的であるし、素晴らしい選手やチームもいくつかあるよ。
私はアスレティック・ビルバオでずっとプレーしていた。22年間も同じクラブでね。
そしてそれが終わったときには、スペインであれ以上プレーしたくなくなっていた。ヨーロッパを離れたかった。
まずは日本に数カ月間行っていたが、そのシーズンが終わったあとにメルボルン・シティから誘いがあり、妻がオーストラリア行きを決断したんだ」
メルボルン・シティは今週末、最大のライバルであるメルボルン・ヴィクトリーとのダービーマッチを迎える。スサエタはどんなプレーを見せてくれるか。