先日のフィオレンティーナ戦で1-1と引き分けたACミラン。イブラヒモヴィッチの伝説的なゴール…がVARで認められず(動画35秒~)。
決まっていれば今季のベストゴールだったかもしれない…。
なんとか7位まで浮上することに成功するなど徐々に成績を上げているミランであるが、現在クラブ内では大きな問題が起こっているという。
オーナーのエリオット・マネージメント&イワン・ガジディスCEOと、チーフフットボールオフィサーのズヴォニミール・ボバン&ディレクターのパオロ・マルディーニが方針を巡って激しく対立。
ガジディス氏は、ラルフ・ラングニックを招聘してスカウトチーフ兼ディレクター兼監督という異例の立場に据えたいと考えている。
その一方、ボバン氏とマルディーニ氏はそれに反対しており、『Corriere della Sera』はこの2名がミランを離れる可能性が高いと伝えている。
このような状況の中、『Tuttomercatoweb』のインタビューに答えた元ミランSDマッシミリアーノ・ミラベリは以下のように話したという。
「マルディーニは『二年後にミランをかつての栄光に戻す』と言ったが、それは起こっていない。彼はガットゥーゾをジャンパオロに変えた。
彼はサッカーを辞めたあとに何もしなかったツケを支払っている。これは批判ではなく事実である。
偉大なチャンピオンであるだけでは十分ではない。管理者になるには、選手のことやこの仕事の力学を勉強しなければならない。そうしなければ間違いを犯す。
マルディーニには『管理者になるために何をしたのか?』と問う必要がある。
見習いをしなかったマルディーニは、小学校にも通わずに世界で最も重要な病院の一つで医者になったようなもの。明らかにそれは不可能なことだ」
下積みを全くしてこなかったマルディーニでは、いきなりディレクターの仕事はできない…とのこと。
ミラベリはリー・ヨンホン氏がオーナーを務めていた時期にミランのSDを務めたものの、2018年夏に解任されている。その後任となったマルディーニの仕事には不満を持っているようだ。