水曜日に行われる予定であったマンチェスター・シティ対アーセナルは、新型コロナウイルスの影響で延期されることになった。
しかしその試合を前にした記者会見はすでに行われており、両クラブの代表がメディアの前に姿を表していた。
現在アーセナルを率いているミケル・アルテタ氏は、昨年までマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントを長く務めていた人物。
シャビ・アロンソがマンチェスター・シティの練習を訪問した際にも、グアルディオラのそばにはアルテタが…(動画2:13~)。
元師匠との対戦とあって「グアルディオラの哲学は引き継いでいるか?」と聞かれたアルテタ氏。『BBC』によれば、以下のように答えたという。
ミケル・アルテタ
「マンチェスター・シティとアーセナルの状況は、全く異なる環境にあるものだ。
誰もが周りの人々の中で生きており、物事を異なる方法で感じているものだ。
もし『コピー&ペースト』で何かをやろうとしたら、それは常に悪いものとなる。
グアルディオラは誰よりも勇敢な監督だ。彼は常に多くのリスクを背負おうとし、求めるサッカーをやろうとする。何があろうともその道を歩む。
選手から『こんなプレーができるのか、こんなプレーをすべきなのか?』という疑問を聞いたことがない。
彼らは皆自信を持っている。何をしなければならないのか、僅かな疑いすらも抱いていない」
戦術は学んだものの、環境が違うチームにおいて同じものをただ導入してもダメ…というアルテタ。アーセナルではどのようなプランで臨んでいるのだろうか。