ミランやローマで活躍し、昨年夏に中国超級リーグの上海申花へと移籍していったイタリア代表FWステファン・エル・シャラウィ。
かつて「神童」と呼ばれた彼であるが、20代なかばでようやく大ブレイク。2018-19シーズンにはこんな素晴らしいプレーの数々を見せていた。
しかし、中国移籍後は怪我にも悩まされ13試合の出場にとどまっており、新型コロナウイルスの影響で今季は試合自体が延期されている。
彼は『Sky』に対して以下のように話し、イタリアに戻りたいという意思をはっきり語ったという。
ステファン・エル・シャラウィ
「新型コロナウイルスの状況は改善しているよ。再び活気づき始めた。我々は素晴らしいことをしているよ。全世界へのメッセージになる。
僕の家からも、通りには人の姿が見えるようになってきた。最も悲劇的なときには、全地域が封鎖されていたけどね。
今回の状況で、僕はクラブとともに解決策を見出そうとしていたよ。リーグは延期されていたし、どれだけ中断されるかはわからなかった。
EURO2020に出場することを目指したかった。代表でプレーしたかったから、足を止めるのは生産的なことではなかった。
ただ今のところ僕は上海申花の選手であり、このチームでのパフォーマンスについて考えなければならない。
ただ、ローマがとても懐かしいよ。イタリアに戻っていたとき、家族の一員になったように感じた。イタリアが恋しい。両親も懐かしい。
幸運にも、代表チームのおかげでイタリアへ頻繁に戻ることはできたし、連絡が途切れることはなかったけどね」
EURO2020は延期されることになったが、もし来年夏にイタリア代表でプレーしたいなら…近いうちに何らかの決断が必要になるかもしれない。
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