新型コロナウイルスによって各国のリーグ戦は中断を余儀なくされている。そうしたなか、フランスでショッキングな出来事があった。
リーグアンで5位と躍進していたスタッド・ランスはクラブドクターが亡くなったと発表。60歳のベルナール・ゴンザレスさんは23年間もチームに尽くしてきた人物だったそう。
Médecin. Artiste. Stadiste.
Docteur Gonzalez.
💔 pic.twitter.com/Wlw6Bbr7gc
— Stade de Reims (@StadeDeReims) April 5, 2020
1931年創設のランスは60年代までに6度もリーグ優勝を成し遂げた古豪。昨季には王者PSGを3-1で撃破する大金星も話題になった(ブッフォンも成す術なしだった痛恨失点は以下動画4分49秒~)。
『Le Parisien』によれば、ゴンザレスさんは日曜日に自宅で自殺していたそうで、新型コロナ感染についての手紙を残していたという。同氏と妻はCOVID-19に感染しており、自宅隔離をしていたそう。
この訃報にランスだけでなく、ランスの市長もショックを受けているようだ。ゴンザレスさんのことをよく知っていたという市長は「素晴らしいプロフェッショナルだった。誰もが高く評価していた」と述べている。