待望の専用練習場!

――野球やバスケットボールなど、沖縄の他のスポーツはどう見ていますか?

沖縄はバスケが凄いです。Bリーグの琉球ゴールデンキングスは15年間の歴史もあって、今度1万人のアリーナも作りますし、お客さんの熱狂を含め、学ぶことはすごく多いです。

キングスの社長は大学の先輩なんです。話を聞くととても情熱的で、沖縄の土地で沖縄に還元する意識もすごく強いですし、勉強になります。

――沖縄はサッカーの新スタジアム計画もありますね。当初の計画より遅れていますが…。

その前に、練習場ができることが決まりました。2年後、2022年の春にクラブハウスの付いた専用練習場ができます。

あまり報じてもらえないのですが(笑)、クラブにとってはものすごく大きいです。

――そうなんですね。おめでとうございます!今はそれぞれ天然芝の立派なグラウンドとはいえ、転々とする状況ですものね。

八重瀬町という場所で、那覇から車で20分くらいです。クラブハウスと練習場、そしてまわりに沖縄で人気のグラウンドゴルフのグラウンドがある複合施設です。地域の人とともに歩む施設になります。

※待望の専用トレーニング施設が建設されるのは沖縄県南部、八重瀬町の具志頭運動公園。近くには有名な玉泉洞がある。

――最後に、5年後のFC琉球はどんなクラブになっていますか?

勝敗はそこまで意識していません。会社の規模をどれだけ大きくできるか。他のクラブを真似する必要もないと思っているので、例えばオリオンビールとかブルーシールアイスクリームといった「沖縄と言えば」で思い当たるクラブにしたいです。

沖縄と言えば、FC琉球。それくらいの立ち位置になりたいなと。そういう意味で、首里城を背負っている部分もあります。僕らが目指しているのは沖縄のシンボルなので。

今シーズン、首里城“REVIVE”を胸に戦うFC琉球。

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Jリーグの再開は現在「最短で6月」とされているが、このユニフォームを着た選手たちの姿ができるだけ早くスタジアムに帰ってくることを願いたい。

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