24日、オランダサッカー協会(KNVB)は9試合を残して中断していた2019-20シーズンのエールディビジ(1部)と、エールステディビジ(2部)の打ち切りを発表した。

発表によると今季は優勝クラブを決めず、1部と2部の間での昇降・降格も行わないことに。来季の欧州カップ戦の出場権はUEFAの規定により中断前までの順位表から決められることになった。

その結果、首位アヤックス(CL予選プレーオフ)、2位AZ(CL予選2回戦)、3位フェイエノールト(EL本戦)、4位PSV(EL予選2回戦)、5位ヴィレムII(EL予選2回戦)の5チームが欧州カップ戦の出場権を獲得している。

AZにはU-22日本代表のDF菅原由勢が所属している。菅原が昨年12月のリーグ戦で記録した“超ゴール”がこれ!

現地実況も笑うほどのキャノン砲!来季の状況はまだ不透明だが、CLの舞台で彼の雄姿を見ることができるだろうか。

「優勝クラブなし」はエールディビジとしては創設以来初で、前身のリーグとしては大戦中だった1945年以来75年ぶりになる。

オランダでは新型コロナウイルスの影響で、同国政府が9月1日までイベントの開催禁止を発表。これにより事実上打ち切りは決まっていたが今回が正式発表となった。

なお、女子エールディビジもシーズンの打ち切りが決定している。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介