ルーカス・ポドルスキ
「(日本では大きな変化を目にした?)
自分は多くの点でクラブやJリーグをよりよくしたと思う。クラブの見栄えをよくしたよ。
80、90年代にも欧州から(日本に)行く選手はいたけれど、新世代のなかでは自分が最初の大型移籍だった。
新たな世代のなかで最初にヴィッセル神戸に加わった選手だった。自分が加入する前は欧州では誰もこのクラブのことを知らなかったと思う。
あそこに行って、自分は彼らのInstagramのページまで作った。
自分はロッカールームも変えたし、スタジアムもちょっと変えた。クラブと一緒に多くのものを作り出したんだ。
テレビやピッチ上でのプレーしか目にしていない人々はそういったことは知らないかもしれない。でも、自分は裏で多くのことを変えたと思う。
自分はJリーグを人々やイニエスタやトレースなどの新しい選手にとってより面白いものにした。
ポドルスキがいるなら、ここでプレーするのはいいなと彼らは思ったはずさ。
だから、自分は他の選手たちや我がクラブであるヴィッセル神戸に道を開いたと思う。
(クラブを)ピッチ内外でネクストレベルに引き上げるために自分が彼らを連れてきた」
「(日本ではファンの情熱などに驚かされた?)
そうだね、僕のことを知っている人なら、僕がファンとかかわるのが大好きなのは分かっているはずさ。
それがアーセナルだろうが、トルコだろうが、日本であろうが、自分はそれが大好きなんだけれど、本当に驚かされた。
神戸には素晴らしいファンたちがいたし、リーグでもトップクラスだったよ。
アウェイでプレーする時も常に素晴らしい雰囲気だった。
新しいスタジアムも多かったし、2002年W杯のものもたくさんあった。
他にも新しいものや最近改装されたものもあって、本当に素晴らしい雰囲気だったね」
「後は野となれ山となれ」というようにしてチームを去るのではなく、いつでも戻ってこられるように最後までハードワークをするのが彼なりの美学のようだ。
【関連記事】現役Jリーガーもいるぞ…「最悪のタトゥーを入れた11人のサッカー選手」
また、ポドルスキは子供たちにとっても日本を含めた様々な文化に触れ合えたのはいい経験だったとも口にしている。