新型コロナウイルスの影響によって中断されているリーグ戦の再開に向けて動き出したスペイン。
『Guardian』では、ラ・リーガが作成したプロトコルの内容について伝えている。34ページの書面にはかなり事細かな規定が記されているようだ。
試合前の握手はなくなるものの、唾を吐くことやゴールセレブレーション(味方との接触)が禁止されるという記述はないという。
メッシとグリーズマンらが抱き合うこんなセレブレーションも制限されないようだ(以下動画4分50秒~)。
こういうシーンもサッカーの醍醐味のはず!
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選手たちは試合の24時間前に検査を受け、スタジアム入りする際には体温チェック。プレーを許可されるには診断書が必要になる。
一試合に関わる人数は197人。ただ、スタジアム内のグリーンゾーンに入れるのは94人まで。先発選手22人、控え選手18人、監督らコーチ陣とメディカルスタッフ16人、赤十字スタッフ6人、警官か警備員6人、マッチデイオフィシャル5人、ボールボーイ4人。そして、セキュリティスタッフ、TV製作スタッフ、VARオペレーター、グラウンド係だそう。
ロッカールームは24時間前に消毒して封鎖。キックオフ3時間前に用具係がロッカールームを開放し、選手たちのユニフォームは個別にポリ袋に入れて準備。ハーフタイムにユニフォームを着替えることは義務化され、そのためのゴミ箱も設置される。ロッカールーム内は、温度21度+湿度50~60%に保たれる。
スタジアム内のブルーゾーンに入る103人は、クラブのオフィシャルとセキュリティ、そして、40人ほどの放送局スタッフら。放送局とクラブ公式以外のジャーナリストは入場できない。試合に参加する人間は事前に全てリスト化され、試合後の記者会見もリモートで行われる。
なお、このプロトコルの原案は、金曜日にクラブに提出されたものの、今後改訂されたのちに、保健当局によって承認される必要があるとのこと。