これまで数多のビッグクラブを指揮してきたカルロ・アンチェロッティ監督。

レッジーナ、パルマ、ユヴェントス、ミラン、チェルシー、PSG、レアル・マドリー、バイエルン、ナポリ、エヴァートンと錚々たるクラブを渡り歩いてきた。

そのアンチェロッティ監督が、『Sky Sports』の番組で、ジェイミー・キャラガーと対談。稀代の天才だったジネディーヌ・ジダンとの出会いについては、こう語っていた。

カルロ・アンチェロッティ(現エヴァートン監督)

「パルマは私が初めて指揮したトップのプロチームだった。その時は(ジャンフランコ・)ゾーラがいた。

当初、私は4-4-2を使っており、10番のポジションはなかったんだ。だから、最初の試合で彼をウィンガーのように右サイドに配置した。

彼はあまり好んでいなかったけれど、個人的にはいいプレーをしていたと思う。でも、彼は中央でプレーしたがった。

前線にはクレスポとキエーザがいたので、右サイドに彼の居場所を見つけたのだが、本人はあまりハッピーではなかったね。

それと同時に1月の移籍市場で彼にはチェルシーに行くチャンスがあった。彼は移籍を選んだので、私はそれを許したんだ」

「(ユヴェントスで)ジダンに出会って、システムについての自分の考えを変えようとしたんだ。

ジダンはシステム変更と違ったプレースタイルを(模索する)可能性を自分にもたらした最初の選手だった。

ジダンがいたユーヴェでの指揮1年目に使ったのは、3-4-1-2だ。前線にデルピエロとインザーギがいて、その少し後ろにジダン。

2年目は4バックにしたが、2トップ+ジダンのような10番という形は固定したままだった。

ジダンはフットボールについての考えを変えてくれた。ユーヴェ以前の私は4-4-2に固執していたが、ジダン後に変わった。

ピッチ上でより快適になってもらうために、彼にベストなポジションを与えたかったんだ。

自分がローマでプレーしていた現役時代に(当時の監督)エリクソンが4-4-2を使っていたし、ミランのサッキもそうだった。だから、私は4-4-2でプレーするアイデアを持っていたんだ。

その考えはパルマの後にジダンと会って変わった。彼に快適なポジションを与えたかったのさ」

アンチェロッティが惚れ込んだ最強10番ジダン。彼とクリスティアン・ヴィエリが共演したユーヴェ時代のゴールシーンがこれ!(以下動画18秒~)

2人とも若い!

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なお、ヴィエリがユーヴェにいたのは、1996-97シーズンの1年だけだ。