5月25日にアメリカで発生した事件は世界に大きな影響を与えている。

黒人のジョージ・フロイド氏が白人警官に拘束され、丸腰だったにもかかわらず首を膝で長時間に渡って抑えられたために死亡に至った。

人種差別的な行為があったとして、アメリカだけでなく様々な国で抗議活動が行なわれ、サッカー界でも選手やサポーターによるメッセージが掲げられてきた。

すでに試合が再開されているドイツ・ブンデスリーガでは、ボルシア・ドルトムント対シャルケ04の試合で4名が人種差別を批判するメッセージを使用。

ゴールを決めたジェイドン・サンチョはパフォーマンスでユニフォームを脱ぎ、下に着ていたTシャツの「Justice for George Floyd」という文字を示した。その模様がこれだ。

他にもアシュラフ・ハキミが同じメッセージを書いたTシャツを着用していたほか、シャルケのウェストン・マケニーもアームバンドに抗議メッセージを入れていた。

『BBC』の報道によれば、このメッセージを掲げた行為に対しての懲戒処分は行なわれないことが決定されたという。

FIFAのルールにおいてはいかなる政治的なメッセージを出すことも禁止されており、通常では何らかの処分が課せられる。

しかしながら、今回の行動についてはFIFAのジャンニ・インファンティーノ氏が「このところのブンデスリーガにおいて選手が行なっているデモは拍手に値するもので、罰則を加えるものではない」と宣言。むしろサポートすることを約束したそうだ。

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なお、今月再開されるイングランド・プレミアリーグでは、FAが「抗議活動には常識的なアプローチを取る」という声明を発表しているとのこと。