新型コロナウイルスの影響によって、3月半ばから長く中断されてきたポルトガルリーグ。
しかし欧州の中ではドイツなどと並んで被害が少なかったこともあり、今週無観客ながらも試合の再開が可能となった。
4日には国内の人気クラブであるベンフィカが再開後初のホームゲームを行い、トンデラを迎えての試合で0-0と引き分けた。
15秒~にはラファ・シウヴァがGKにシュートをぶつけてしまい、28秒~ではCKからの決定機をジャルデウがのがしてしまう。
さらに38秒~はカルロス・ヴィニシウスがクロスに合わせきれず、1分30秒~では見事な連携からゴールに迫るもピッジのシュートがGKに防がれ…。
相手よりも遥かに多くのチャンスを得ながらも勝ちきれなかったチームに、スタジアム周辺に集まっていたベンフィカのサポーターは怒りを見せ、選手たちが乗るバスに投石を行なったという。
『A Bola』が伝えたところによれば、この投石によってチームバスのフロントガラスが破壊されたとのこと。
しかもその破片が選手たちの元へと飛び、MFユリアン・ヴァイグルとMFアンドリヤ・ジヴコヴィッチの2名が怪我を負ってしまったそう。
彼らはクラブのトレーニングセンターで治療を受け、その後予備的な措置ではあるが病院へと運ばれていったようだ。
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ただ、首位を争っていたポルトが敗れたため、ベンフィカはこの試合を終えたあとリーグ首位を奪還することに成功している。