かつてメキシコ代表の守護神に君臨したホルヘ・カンポス。GKとしては非常に小柄ながら抜群の身体能力を持ち、FWとしてもプレーした元祖二刀流のレジェンドだ。

MLSが創設された1996年にはLAギャラクシーでプレー。彼にしかできない前代未聞のシーンがあった。それがこれ!

ピッチ脇でユニフォームを脱ぎだすカンポス。GKとして出場していた彼はなんと試合途中からFWに“変身”したのだ。

こんなシーンは見たことがない…。しかも、FWとしてのプレーがまた上手いこと。

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メキシコの比較的裕福な家庭に生まれたカンポスは、サッカー以外にも野球、バスケ、バレーボールなど様々なスポーツをして育った。

そんな彼はMLSが初めて獲得した国際的選手でもあった。「ヒスパニック系の選手が欲しかった。LAで人気になることは分かっていた」というリーグの思惑通り、カンポスの人気はアイドル級だったとか。

確かに試合中にGKからFWになってしまう選手はエンターテイメントとしてもうってつけだ。ただ、彼本人は当時のMLSについてこう語っている。

ホルヘ・カンポス

「彼らはアメフトの代わりにサッカーをプレーする。野球場でみんなサッカーをしてるんだ!

自分がやってきた1996年のMLSは10チームだった。3か月ごとに同じチームと2度対戦していたよ。

今は本物のリーグになった。急速に成長したね」