かつてメキシコ代表の守護神に君臨したホルヘ・カンポス。GKとしては非常に小柄ながら抜群の身体能力を持ち、FWとしてもプレーした元祖二刀流のレジェンドだ。
MLSが創設された1996年にはLAギャラクシーでプレー。彼にしかできない前代未聞のシーンがあった。それがこれ!
#OnThisDay in 1996, Jorge Campos moved up front & 𝒂𝒍𝒎𝒐𝒔𝒕 got on the scoresheet.
Name a GK who could do this today. ⬇️ pic.twitter.com/HXlJkw7PUy
— Major League Soccer (@MLS) May 26, 2020
jorge campos 4 ever
🌐 https://t.co/CJLSn652dj 🌐 pic.twitter.com/BkMUZVp6un
— LA Galaxy (@LAGalaxy) April 4, 2020
ピッチ脇でユニフォームを脱ぎだすカンポス。GKとして出場していた彼はなんと試合途中からFWに“変身”したのだ。
こんなシーンは見たことがない…。しかも、FWとしてのプレーがまた上手いこと。
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メキシコの比較的裕福な家庭に生まれたカンポスは、サッカー以外にも野球、バスケ、バレーボールなど様々なスポーツをして育った。
そんな彼はMLSが初めて獲得した国際的選手でもあった。「ヒスパニック系の選手が欲しかった。LAで人気になることは分かっていた」というリーグの思惑通り、カンポスの人気はアイドル級だったとか。
確かに試合中にGKからFWになってしまう選手はエンターテイメントとしてもうってつけだ。ただ、彼本人は当時のMLSについてこう語っている。
ホルヘ・カンポス
「彼らはアメフトの代わりにサッカーをプレーする。野球場でみんなサッカーをしてるんだ!
自分がやってきた1996年のMLSは10チームだった。3か月ごとに同じチームと2度対戦していたよ。
今は本物のリーグになった。急速に成長したね」