フロント(事業的側面)への貢献

サッカー通訳というとサッカー部門だけになりがちですが、語学は応用が効くので、フロントにも貢献する術があると思います。

例えば海外クラブの活動紹介はその一例ではないでしょうか?

一例として私のNoteやQolyでも執筆した記事を紹介します。

【サッカーチームのSNS担当必見!海外クラブの「SNS戦略」をまとめてみた】

サッカー通訳だとどうしてもフロント業務への理解度は限定的であったり、本職で何年も努力してきた方にはやはり知識と経験で及ばないでしょう。

しかし海外で同じように誰かが努力して編み出された一例を翻訳して参考にして頂くという形なら、ある程度通訳もフロントに貢献できるのではないでしょうか。

(例1)グッズ売り場のテレビ

ブラジル最大の人気クラブ、コリンチャンスではフード売り場やトイレに至るまでモニターを設置する事で、ハーフタイム以外にも席を立ちやすい仕組みがあります。

15分のハーフタイムで混雑する場面が生まれてしまうチームには、混雑緩和と試合の見逃しの減少など、顧客満足度の観点で参考にできるかも知れません。

グッズ売り場滞留時間増加による売上UPや、レジ待機列のイライラ緩和などにも応用できそうです。

(例2)コリンチャンスのトイレ

(例3)ECバイーアのVIPエリアにあるLIVE席

「旦那は試合、嫁は音楽LIVE(逆も然り)、子供はキッズエリア」を実現させ、「家庭があるから試合観戦に行けない」層を軽減できているのではないでしょうか。

また、試合後に渋滞が嫌な方がLIVEを聴きながらしばらくスタジアムに残って飲食をする事で、混雑緩和、顧客満足度アップ、飲食売上アップ、VIPチケットで客単価アップなどに繋がる可能性もあります。

スポンサーや重役向けのVIP席はまた別にあります。