先日終了したセリエA。最終節ユヴェントス対ローマ戦でジャンルカ・ロッキ主審が最後の笛を吹いた。
46歳のロッキ氏は2018年ワールドカップの日本対セネガル戦なども裁いた名物審判。スローインでオフサイドを取るなど物議を醸す判定もあったが、キャラが立っていた人でもある(ルール上スローインにオフサイドはない)。
試合終了後には両チームの選手たちがロッキ主審を花道で送り出した。だが、あの選手がやってくれた。
スプレー噴射でお馴染みのフアン・クアドラードだ。クリスティアーノ・ロナウドやマウリツィオ・サッリ監督も餌食にした男は感動に浸るロッキ主審も泡だらけにしてしまった。
すると、ロッキ主審はこんな表情でクアドラードにレッドカードを突きつけていたぞ(以下動画51秒~)。
#JuventusRoma è stata l'ultima direzione della carriera di Gianluca #Rocchi.
— Calcio In Pillole (@CalcioPillole) August 2, 2020
Al termine del match, per il fischietto di Firenze è arrivato il tributo delle due squadre, con tanto di maglie dedicate, ma anche uno scherzo di #Cuadrado, goliardicamente punito con il rosso diretto. pic.twitter.com/iE4A0S0ogS
選手たちは爆笑!
当然ながらこのカードは冗談であり、クアドラードが出場停止になったりすることはない。
『Sky』によれば、ロッキ主審はセリエAで263試合を裁いたそうで、これは史上2位となる記録だとか。
試合後には「悲しく思った瞬間を美しくて忘れがたいものにしてくれたユーヴェとローマに感謝する。想像できたなかで最高のものだった。ピッチは私の人生であり、そこを去ることで病んでしまいそうだ。でも、引退するのにふさわしいタイミングだと思う」と述べていたそう。