昨年、アーセナルMFメスト・エジルが中国で迫害されるウイグルを支持する声明を出して大きな話題になった。
新疆ウイグル自治区には1000万人ほどのウイグル人がおり、そのうちの45パーセントがテュルク系ムスリムだそう。彼らは中国当局からの文化的、宗教的、経済的差別を長年非難してきた。また、ウイグル自治区のムスリムの7パーセントにあたる100万人ほどが“政治的再教育”キャンプに収監されているとも。
そうしたなか、同じムスリムであるナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリも声を上げたようだ。
『Napoli Today』によれば、Instagram上にこのようなメッセージを綴ったという。
カリドゥ・クリバリ(ナポリDF)
「何百万人ものウイグルのムスリムたちが中国の強制収容所で拘束され拷問された。
彼らがしていることではなく、彼らが何者であるかという理由で。
これは21世紀最大の大量投獄であり、終わらせなければいけない」
ただ、この投稿に対して、「自分は中国のナポリファンだ。あなたは私の心を壊した」や「証拠はあるのか?」などのコメントも寄せられていたという。
ウイグルで問題視されている強制連行疑惑。『BBC』の番組で、中国の駐英大使が強制連行とされる映像を見せられた様子がこちら。
駐英大使は「どこでこのビデオを手に入れたのか分からない」などと発言。
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なお、クリバリのメッセージはすでに削除されている。