イングランド2部フットボールリーグ・チャンピオンシップを戦っているバーンズリーのDFが、2年の出場停止処分を受けたようだ。

出場停止となったのはバーンズリーの22歳DFバンボ・ディアビ。これまでサンプドリアやジローナ、ロケレンでプレーし、昨年バーンズリーに加入していた。このような若きディフェンダーだった。

しかし2019年11月23日に行われたブラックバーン・ローヴァーズとの試合後、ドーピング検査で陽性反応が出たことが発覚。

彼の尿サンプルからはヒゲナミンを摂取した痕跡が発見され、それを受けて1月17日から暫定的に出場停止処分が課せられていた。

ディアビはヒゲナミンが検出された結果を受け入れたものの、これを摂取した合法的な理由について立証できなかったとのこと。

ディアビはその後も無罪を訴えており、Twitterでは「2022年までサッカーに戻ることが出来ないというニュースに打ちひしがれている」と声明を発表している。

ヒゲナミンは様々なサプリメントや漢方製剤に含まれているもので、交感神経興奮剤であり、気管支拡張作用があるとされている物質だ。

2016年にはリヴァプール(当時)のフランス代表DFママドゥ・サコがこのヒゲナミンが検出されたために30日の暫定出場停止処分を受けている。

ただ、その当時は国際アンチ・ドーピング機構の禁止薬物リストに含まれていなかったため、処分は後に撤回された。

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しかしその1年後となる2017年にヒゲナミンは当該の禁止薬物リストに加えられているため、今回バンボ・ディアビには2年の活動停止が課されることになったのだ。

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