現在欧州で行われているUEFAネーションズリーグ。ヨーロッパの各代表チームがそれぞれに公式戦を行っている。

その大会で6年ぶりとなる快挙が達成された。嬉しい試合を経験したのはイタリア中北部の山岳地帯に存在する国サンマリノの代表チームだ。

人口3万人しかいないこの国には当然プロリーグも存在せず、その名の通りサンマリノというクラブがイタリアの下部に越境参加しているような状況。

もちろん代表チームも欧州ではもっとも弱い立場であり、発足以来公式戦で勝利したことはない。国際試合では2004年のフレンドリーマッチでリヒテンシュタイン戦に勝利したのが最後の白星である。2017年には隣国イタリアに8-0で敗れている。

勝点を獲得したのも2014年のEURO予選エストニア戦が最後だったが、なんと今回行われたアウェーゲームでリヒテンシュタインを相手に0-0と引き分け、6年ぶりとなる勝点をゲットしたのだ!

なお、アウェーゲームで引き分けたのも実に17年ぶりの出来事であり、最後は2003年のこれまたリヒテンシュタイン戦だった。

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UEFAネーションズリーグは国のレベルでカテゴリが分けられているため、サンマリノはリーグDのグループ2でジブラルタル、リヒテンシュタインと同居している。

もちろんその中でもサンマリノは苦しい立場であるが、場合によっては16年ぶりの勝利、公式戦では歴史上初の勝利も…達成できる可能性はあるのかも?

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