公然わいせつ罪の疑いで訴えられていたAFCウィンブルドンのDFポール・カラムバイが、無罪を勝ち取ることに成功したようだ。
当該の事件は2018年10月13日に起こったもの。カラムバイがロンドン南西部のベリーランズにある練習場に向かった際、乗っていた電車で問題が発生した。
同じ電車で通勤していた女性が「ウィンブルドンのジャージを着た男性が、座席でポケットの中に手を入れ、勃起した股間を触り、挑発してきた」と訴えを起こしたのである。
監視カメラの映像を調査した警察によって、その人物が当時19歳だったカラムバイであることが明らかになり、起訴に至った。
カラムバイは公然わいせつ罪の容疑をかけられたものの、本人は裁判で「ポケットの中にあるヘッドホンの音量ボタンを調整していたか、ボクサーパンツを固定しただけ」と釈明。
さらに下半身にはパンツにサイクリングショーツ、トレーニングショーツ、さらにその上にジャージまで身につけていたため、その可能性はないと説明した。
そして今回その事件の裁判が結審を迎えたとのこと。『Mirror』によればカラムバイには無罪が言い渡され、ようやく嫌疑から解放されることになったという。
ポール・カラムバイはブレントフォードの下部組織出身で、2015年にウィンブルドンへと移籍してきたセンターバック。
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昨季はリーグワン(イングランド3部)で15試合に出場したものの、シーズン中に足首の靭帯を損傷して長期離脱となり、現在はポジションを失っている。