サッカー選手とは思えない驚異的な肉体を誇るウォルヴァーハンプトンのスペイン代表アダマ・トラオレ。
彼はもともとバルセロナのカンテラで育成された選手だが、この数年で驚くべき変貌を遂げた。ただ、バルサのカンテラに所属していた当時からズバ抜けた存在だったようだ。
『The Sun』によれば、バルサの下部組織で指導していたアンドレス・カラスコ氏がこんな話をしていたそう。
アンドレス・カラスコ
「バルセロナには3,4歳ほど年上かのような印象を与える11歳の子たちが大勢いたよ。
アダマはそうではなかった。彼はとても小さくて、チームで最も小さい一人でね。だが、すごく興味をそそられた」
「コーナーキックの守備時、こぼれ球を活用するために彼をボックスの端に置いた。
彼のスピードによって、(カウンターで)チームは敵陣に突進できる。そうやって彼は数多くのゴールを決めたよ。
アダマが1vs1でボールを持ったら、相手DFは彼の臭いを嗅ぐこともできなかった。相手に完全なパニックを引き起こしたよ」
「彼が小さかった頃、少年サッカーでは見たことがないほど多くの残忍で汚いタックルをされた。
信じられないのは、蹴られ続けたアダマがひどい怪我をしたのではないかと我々が頭を抱えても、彼はいつも何事もなかったかのように立ち上がっていたことだ」
「彼とイングランドのサッカーは相性抜群だよ。実際、彼は自分を疑った人間たちを黙らせた。
国際的なマーケットを見ても、1vs1でDFを壊す彼のような能力を持った選手は誰もいない。
彼が最強だ、アダマは試合を変えることができる」
念願のスペイン代表デビューも果たした筋肉王アダマ・トラオレ。こんな驚異的な“ムキムキドリブル”でプレミアリーグを席巻している。
何度見ても凄い驚異的な打開力だ…。
ウルヴスは今月末からアーセナル、リヴァプールの2連戦が控えており、トラオレのプレーも注目されるはずだ。