かつてアーセナルなど多くのクラブでプレーしたことで知られる元デンマーク代表FWニクラス・ベントナー。才能は高く評価されていたものの、様々なトラブルと怪我で飛躍できず、32歳になった現在は母国の4部でプレーしている。

『Marca』によれば、彼は今回『Five Live』という番組に出演し、2012-13シーズンに所属したユヴェントス時代のエピソードをこう語ったそうだ。

ニクラス・ベントナー

「ユヴェントスに加入した初日だった。10~12人のチームメイトがトイレでコーヒーを飲んだり、話したり、タバコを楽しんだりしていた。

それは素晴らしい光景だったね。自分が楽しめるものだった。

イタリアでは喫煙が普通のものに過ぎないと理解している。アンドレア・ピルロやジャンルイージ・ブッフォンに何を言うことができるのか?

彼らのキャリアがどれだけのもので、彼らがどれだけプロフェッショナルであるか。

ピッチや友情で示してくれたプロ意識の高さは極めて高いレベルだったから、誰もそれについては何も考えていなかったよ。

マリオ・バロテッリがイギリスに来たとき、彼が喫煙したことがメディアで大きく報じられていた。それをよく覚えているよ。

面白いね。私がプレーしたあらゆるクラブに喫煙している選手がいたよ。そしてイタリアではもっと普通のものだったさ」

2012-13シーズンのユヴェントスはセリエA優勝、チャンピオンズリーグ準々決勝まで進んだという年。

アントニオ・コンテ監督の指揮の下、ミルコ・ヴチニッチやアルトゥロ・ビダル、クラウディオ・マルキージオ、ポール・ポグバ、ファビオ・クアリャレッラらの活躍が目立ったシーズンだった。

ただベントナーは10試合の出場でノーゴールに終わっており、イタリアではこの1年のみのプレーとなっている。

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