2010年に行われたワールドカップで、ホスト国を務めた南アフリカ代表のメンバーとして戦ったDFアネレ・エンコンカ。
現在伊東純也が所属しているベルギー1部のヘンクで長くプレーしていたことでも知られる英雄的選手が、交通事故で命を落としたそうだ。
今週南アフリカ1部のマメロディ・サンダウンズからアマズルにローン移籍することがほぼ決まっていた33歳のアネレ・エンコンカ。
『ENCA』の報道によれば、彼は月曜日の午前5時頃にクワズールー・ナタール付近の高速道路で事故に見舞われたとのこと。
また、その事故の状況も報告されている。
自動車は単独で横転しており、そこから30mほど離れた路上にエンコンカが倒れていたという。救急隊が到着した際にはすでに息を引き取っていた。
運転していたのは同乗していた女性の方で、その時点で車に閉じ込められていた。救急隊によって救助され、現在は集中治療室に入院しているという。
エンコンカが所属していたヘンクやマメロディ・サンダウンズなどが弔慰を示したほか、かつて同僚であったティボー・クルトワも追悼のメッセージを送っている。