この10数年でアジアのトップリーグの一つに成長した中国。大きな投資を行って有名選手を呼び込み、経営を急拡大していった。

プロリーグではあるが、中国ではチームを大企業が所有し、その会社の名前をクラブに加えることが一般的だった。

広州恒大は恒大集団、上海上港は上海上港集団が大型スポンサーとして多額の支援を行っている。

またスポンサーが変わった場合にはクラブの名前だけでなく本拠地すらも変更されることが多く、長期的なファンベースを作りにくくなっていた。

『L'Equipe』が今回伝えたところによれば、中国は来季から「投資グループやオーナー企業の名前をクラブに付けることを禁止する」ことを決定したという。

したがって、中国超級リーグを戦っている16チームのほとんどが来年にはクラブ名を変更しなければならない。なんともスゴいスピード感だが、変更を余儀なくされる側にとっては大変だ…。

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