新型コロナウイルスの影響を受けてカタールでの一斉開催となったAFCチャンピオンズリーグは佳境を迎えつつある。
中国が誇る強豪チームの広州恒大はグループステージでの敗退が決まった。ヴィッセル神戸、水原三星と同居したグループGで3位に終わったのだ(ジョホールは大会撤退)。
今季の広州恒大は中国1部リーグを1位で終えたものの、チャンピオンシップステージで江蘇蘇寧に屈して優勝ならず。また、スーパーカップも中止となったことで、今季はまさかの無冠に終わった。
2010年に恒大集団がクラブを買収して以降、数々のタイトルを獲得してきた広州恒大が無冠に終わるのは初だそう。
中国メディアによれば、「ファビオ・カンナヴァーロは広州恒大史上最悪の監督」という声もあり、指揮官への批判が高まっているという。
3バックに固執した戦術や選手起用の拙さ、ACLでの勝負弱さが指摘されており、チーム史上最悪記録を作ったカンバヴァーロは最も責任を負う必要があるなどとしている。
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ただ、解任するためには高額の違約金が発生するため、慎重な検討が必要だとも伝えている。