2020シーズンのAFCチャンピオンズリーグは東地区の4強が出揃った。

Jリーグ勢ではヴィッセル神戸が初出場で準々決勝進出を果たした一方、昨季リーグ上位の横浜F・マリノスとFC東京がベスト16で涙を呑んだ。

ACLのベスト16はこれまでも一発勝負の難しさなどがあった。その壁を乗り越え、3度以上ベスト8の舞台に立った3つのJクラブを紹介する。

浦和レッズ

■ACL出場7回

優勝:2回(2007、2017)

準優勝:1回(2019)

ベスト4:1回(2008)

ベスト16:1回(2016)

GS敗退:2回(2013、2015)

日本のクラブで唯一2度のACL制覇を誇る浦和レッズ。

最初の優勝は初出場した2007年に達成しており、前回優勝枠で出場した翌年もベスト4へ進出(※2年連続ベスト4以上はこの時の浦和だけ)。ただ、ガンバ大阪との日本勢対決で惜しくも敗退し、ガンバがそのまま初優勝を果たした。

それからしばらく経った2017年、浦和は10年ぶりにアジアの頂点に返り咲き、2年後にも準優勝。「ACLと言えばレッズ」を強烈に印象付けている。