9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ最終節、インテルはシャフタール・ドネツク相手に0-0と引き分け、最下位での敗退が決定した。

勝利すれば決勝トーナメント進出が可能な状況であったものの、ホームでゴールを奪うことができず。ヨーロッパリーグにも進むことができなかった。

そして試合後、インテルのアントニオ・コンテ監督と解説者のファビオ・カペッロ氏が対立する場面があったそうだ。

『Sky』の解説者であったカペッロ氏が、試合後のインタビューに出てきたアントニオ・コンテ監督に質問すると…。

ファビオ・カペッロ

「インテルは勝つためにプレーしたように見えたが、そのために必要なだけの怒りを持っていなかった。君も選手だったから、その意味がわかるだろう」

アントニオ・コンテ

「何も言うことはない」

ファビオ・カペッロ

「状況を変えるためのプランBは持っていなかったのかい?」

アントニオ・コンテ

「質問をする前に考えるべきだ。プランBはあった。しかしそれについて公に話すつもりはない。相手がそれを知ってしまうからだ。無益なことだ」

コンテ監督は質問に答えずイライラ…カペッロ氏はインタビューのあとでこのように苦言を呈したという。

ファビオ・カペッロ

「今日、我々はこの試合についてなんの説明も受けることができなかった。

勝ったあとに笑顔でここに来ることは簡単なのだがね。ジャーナリストやチームの仲間、そしてサッカーで働く人々をもっとリスペクトすべきだ」

また、コンテ氏はそのあと行われた記者会見でもジャーナリストからの質問に対して以下のように話していたそうだ。

アントニオ・コンテ

「チャンピオンズリーグを通じて我々は審判とVARで不運だった。これを言わなければならないと感じている。インテルは尊重されていない。

(交代がうまく行っていないようだが?)勝つために必要なのは1つのゴールだけだった。あなたの言うことは理解できない。その見解についてはリスペクトするがね。

あなたがホイッスルを吹いて、自らコーチをするのであれば、それは正しいことだね。おそらくもっとうまくいくことだろう」

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ジャッジにも納得できず、ジャーナリストの質問に対してもぶっきらぼうに答えを返していたという。

セリエAではミランに次ぐ2位につけており好調であるが、ナポリとユヴェントスが勝点差1で迫ってきている状況。さらにチャンピオンズリーグから敗退とあって、コンテ監督もかなりピリピリしていたようだ…。

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