スペインのテレビ番組に出演した謎のサッカー選手が大きな話題を集めたようだ。
その番組はスペインの放送局『Cuatro』で放送された「El concurso del año」。二人の挑戦者が戦うクイズ番組だ。
7人の匿名の人物が登場し、挑戦者はその正確な年齢を推測していく。もっとも早く正解できれば5万ユーロの賞金が手に入るが、ヒントや誤答のたびに減額されていくというシステムである。
そして、15日にこの番組に出演したのが「CDグアダラハラに所属したサッカー選手」と紹介された人物だった。
CDグアダラハラはスペイン3部を戦っているチームなのだが、この番組を見てツイートを投稿した。
No sabemos ni quién es, hulio.🥲 pic.twitter.com/6pC5ye5vvP
— C.D. Guadalajara 🟣⚪️ (@deporguada) December 15, 2020
「我々は彼が誰であるかさえわからない」なんとCDグアダラハラが知らない選手だという…。
ところが、この出演者は2017年のプレシーズンマッチでレアル・マドリー・カスティージャと対戦している写真をTwitterに投稿。クラブのツッコミに反論したのだ・。
一体どういうことなのか…という混乱だったが、現実は結構単純だったようだ。
『AS』によれば、この選手は赤道ギニアのU-20代表のリストにも入ったことがある人物で、かつてグアダラハラの下部組織に所属し、トップチームに一時合流していたのだという。
なのでグアダラハラのなかではそれほど知られている選手ではなく、そのために混乱が起こってしまったようだ。