先日破産宣告を受けたことで話題になった元オランダ代表MFロイストン・ドレンテ。

かつてはレアル・マドリーでもプレーしていたことで知られているが、退団後はサッカー選手としてなかなか成功できず、浮き沈みに満ちたキャリアを送っている。

2016年には現役引退を宣言してミュージシャンへの転向を行い、『Roya2Faces』という名でラッパーデビューを果たしている。

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しかしそれもあまり成功せず、2018年にはオランダのスパルタ・ロッテルダムで現役復帰。その後3部のコザッケン・ボーイズでアマチュアとしてプレーしつつ、俳優としてドラマに出演したりもしていた。

珍しい経験をしてきた彼は昨年夏から所属クラブがない状態が続いていたが、今回なんとスペインの4部(テルセーラ)に所属しているラシン・ムルシアに加入することが決定した。

ラシン・ムルシアは2013年に設立された新しいクラブで、今季初めてテルセーラに昇格を果たしている。

あのポール・ポグバの兄に当たるギニア代表FWマティアス・ポグバや、日本人選手の掃部勇哉も所属しているチームだ。

現在テルセーラ・ディビシオンのムルシア地域リーグのグループBで首位に立っており、クラブの歴史上初の3部昇格に向けて進撃を続けている状況である。

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